痛み、視聴覚などが自律神経の興奮を促します。反対に自律神経が自らの機能に変調を起こすことはありません。すなわち、自律神経障害は自律神経の病気ではありません。
更年期障害の約20 % の人のにしか、ホルモン剤の効果がみられないと言われています。更年期障害の原因はホルモン以外の要因が大切だと言えます。
反応点治療では、部分的に生じる自律神経の興奮に着目しています。すなわち、脊髄分節にしたがって生じる自律神経障害は、それぞれに原因疾患があると考えています。そこで、どの疾患が自律神経障害を誘発するのかを検索して治療します。
一般的には、耳鼻咽喉科領域の慢性炎症などが自律神経障害を誘発すると考えています。
自律神経失調症についての症例をまとめました。反応点治療研究会症例集ブログをご覧ください。