耳には聴覚と平衡感覚があります。聴覚障害は耳鳴りや難聴を、平衡障害はめまい・立ちくらみ・ふらつきなどを起こします。
反応点治療では、中耳かと内耳のどちらに原因があるのか、また、左右どちらの耳が悪いのかを検索確認して治療します。
仮に左右、又は片方の平衡感覚器が障害されると、左右で異なる状況を脳に伝えますから、脳に混乱を生じます。すると、めまい・立ちくらみ・失神などを、またふらつき・つまずきなど運動障害(バランス障害)や嘔吐・冷や汗など自律神経を呈します。
継続的な耳鳴りや難聴は、時に孤独感、閉塞感、疎外感などを覚えさせますから、言葉に言い表せない程のつらさがあります。 ただ、耳鳴りがある、聞き難いとしても、聞こえている限り聴覚神経の障害と言えません。
多くは、耳管や中耳の炎症や内耳のリンパ管障害が考えられます。
めまい・たちくらみについての症例をまとめました。反応点治療研究会症例集ブログをご覧ください。