腰痛の背景にある身体の反応

症例 60代 女性

経過

【初回】 
腰痛が主訴で来院した患者さんは膀胱の反応点が顕著である。膀胱など下腹部の不調が腰痛の原因となる場合が多いことを告げると、夜間3~4回トイレに行くため、よく眠れないとの訴えがあった。

初回ではあるが膀胱の反応点がなかなか改善しないので、自宅でのセルフケアを提案し、週2回通ってもらうことにした。

【3回目】
2回目の施術後、夜間トイレの回数は2回に減った。腰痛は落ち着いている様子だ。

表情は明るい。週2回の施術とセルフケアの継続を再確認した。

【最終】
約1ヶ月経過。夜間のトイレは1~2回。よく眠れるようになったと喜んでいる。

施術していくと、膀胱反応点の改善時間がずいぶん早くなった。施術をすると体調も良いので、今後も予防の意味も込めて定期的に施術をお願いしますとの言葉があった。

セルフケアは欠かさないように改めて提案した。

【施術のポイントと反応点の状況】

膀胱の反応点を徹底的に施術した。反応点の範囲は広く、なかなか改善しなかった。

腰痛に関しては、膀胱からの反射により緊張したお尻の筋肉を中心に施術した。

【施術の経過と感想】

膀胱反応点の改善とトイレの回数減少が同時にみられた。お灸による施術と熱心なセルフケアが役立ったと思われる。同時に腰の痛みもなく、状態は安定したことから、膀胱など下腹部の不調が、腰や足の症状を引き起こす原因であると考えられる。

反応点治療研究会
海老池 直嗣

本症例は一例であり、同じ病名や症状であっても、施術による変化には個人差があります。
また、本症例の結果が鍼灸の一般的な効果を示すものではありません。

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